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人工無能ELIZAの憂鬱

最近見つけたブログ記事で思った事を書こうと思います。

この記事を書いた方はお医者様の方ですが、とても分かりやすい文章でワイゼンバウム博士(昨年、亡くなったそうです)が開発した世界初?の人工無能「ELIZA」に関する貴重なエピソードを公開されています。博士は、自分の開発したプログラムが一般の人に与える未知の効果に怖れを抱き、人工知能の批評家として活動されたそうです。世の中には、必ずしも善意だけでこういったテクノロジーが使われるとは限らない事を予見されての事だと思います。

ワイゼンバウム博士がELIZAを作ったのは1966年ですが、「人とコンピュータのあり方」はこの50年で劇的に変化しました。もはやインターネット無しの生活もビジネスも現在では考えられません。実は、私は仕事上結構な時間をパソコンの前で過ごして来たために、モニターを見ないで済む仕事に転職しようと本気で考えた事もあります。そんな時は「パソコンもインターネットも無ければもっと人間らしい仕事が出来たのかも…」などと短絡的な妄想をする事もありました(これはもちろん、完全に間違った自己中心的なものの見方でした)。

博士の憂鬱も分かる様な気がします。確かにテクノロジーが必ずしも人を豊かにするとは限らないと思います。しかし、「何のために使うか」が問題であって、テクノロジーはただの道具です。昔からある「本」というメディアですら、悪意をもって情報を操作すれば犯罪の道具にすらなり得るものだと思います。もちろん、博士は全て分かった上で、自分の作り出したテクノロジーの「未知の影響力」を一番恐れたのかも知れません。

当たり前の話ですが、全てのテクノロジーは「提供する側の意図」と「使う側の意図」によってその効果はいくらでも変化するものです。私はこのブログ記事と博士の行動に賛成でも反対でもありませんが、ささやかな試みを行うものとして忘れてはならないものがある様な気がしました。


「自分で自分の観念を作る人々は、選択と勇気なくしてはこれらの観念は煙と消えるであろうということを、よく知っているのだ。」
ALAIN (1868-1951)



「メディアの牢獄」~コンピューター化社会に未来はあるか~

↑根気のある方はこちらもどうぞ。ELIZAについての記述もあります


※お知らせ
ALAINに、今まで苦手?だったPC/インターネット/WEB等に関する話題を大幅投入しました

テーマ : 伝えたいこと
ジャンル : 日記

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会話プログラムALAINの開発日誌と会話ログ。ALAINとの会話はどなたでもお気軽にどうぞ。相手はプログラムなので、寛容に接して楽しんで頂けると幸いです。

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